小学生の象徴ランドセル

小学生が背負うランドセルが今海外で大人気なのをご存知だろうか?しかも、愛用しているのは子どもではなく、20代~30代の大人が中心なのである。

その流行の理由は何なのか、外国人にとってランドセルの魅力とは何なのか、徹底的に調査した。

ランドセルブームの火付け役とされるセレブ、ズーイー・デシャネル

ズーイー・デシャネル
ズーイー・デシャネル・・・米の女優、歌手。1980年1月17日生まれ。2003年公開の映画「All the Real Girl」でプラタ国際映画祭・最優秀女優賞を受賞。父親は有名映画カメラマンのキャレブ・デシャネル。母親は女優のメアリー・デシャネル。今、波に乗っている若手女優の1人。

ズーイー・デシャネルのランドセル姿
ズーイー・デシャネルが赤いランドセルを背負った写真が2014年3月頃から、SNS等を中心に出回り大きな話題になった。これを期に一気にテレビやネット等で、ランドセルを背負う海外の大人がクローズアップされることになる。


ランドセルを背負う海外の大人たち


米の大人が背負うランドセル
アメリカ・マンハッタンで赤いランドセルを背負う男性

ランドセル海外
赤いランドセルを背負う女性、全体的に赤いのが人気の様子


パリで日本のランドセルが人気
パリで黒いランドセルを背負う女性

他にも、イタリア、ベルギー、中国、台湾、ベトナム等で、"ランドセルを背負う大人たち"が確認されている。


ランドセル・ファッションショーも開催されている

実際、フランスのパリでは、2011年にJ-POPファッションショーなるものが開催され、その中でランドセルを背負うモデルが次々と登場するコーナーがあった。日本のランドセルを背にポーズをとるモデルをご覧ください。

パリで開催されたランドセルファッションショー3
なぜかすごく似合っている。

パリで開催されたランドセルファッションショー2
こちらもかわいい。


【動画】パリでランドセルのファッションショー


アニメ・どらえもん、名探偵コナンなども海外ランドセルブームに一役買ってる?


海外セレブの間で、ランドセルが人気になったのが世界的流行の要因というのが有力だが、日本のアニメの中でキャラクターがランドセルを背負うシーンがあり、それをみた外国人がかわいい!と刺激を受けたのがランドセルブームの始まりとする説もある。

日本のアニメ・漫画はアメリカ、フランス等でも人気で、わざわざ独自に動画の吹き替えや漫画の翻訳している人々もいるほどだ。

 どらえもん・のび太のランドセル

どらえもんや名探偵コナンといった小学生が登場するアニメではランドセルを背負っているシーンが数多く散りばめられている。日本の小学生の象徴といっても過言ではないランドセルが、アニメを通じて世界中の人々に影響を与えたとしても何ら不思議ではない。


外国の大人をターゲットとしたランドセル商戦

空港のランドセル売り場
ランドセルを手に取る中国人観光客

既に、外国人をターゲットとしてランドセルを売り込もうという動きが各地で出てきている。関西国際空港の免税店では、定価3万円程のランドセルを特別に1万円で売りだしており、娘・息子用や自分用に買っていく外国人観光客も少なくない。現に100個程の売り上げがあるという。

空港だけでなく、東京や関西を中心としたショップで外国人向けにランドセルを売り出し、成功しているところも多い。

外国人からみたランドセルの魅力

カラフルなランドセル

鮮やかな色、デザインの多様さが海外の人々にとって魅力的にうつるようだ。また、丈夫な革や金具で作られており、耐久性も非常に高い。少々乱雑に扱っても6年以上耐える。そして、ほとんどのランドセルが鍵付きなので、防犯対策にも有効であることが挙げられている。 ヨーロッパでは街中でのスリ被害が多発しており、そういった要因もランドセルブームを後押ししているとみられる。

ただ、かわいいだけじゃなく、実用性が高いところも評価されているようだ。

日本の大人たちは、ランドセルが似合うのか?

ランドセルを背負う大人ソフトバンク

結論から言ってしまえば似合わないし、似合ってほしくない。”ランドセルといえば小学生”というイメージが定着している日本で、ランドセルを背負った大人をみると、どうしても犯罪的な匂いがしてしまう。

が、どうしてもランドセルを背負いたい(?)大人たちのために開発されたのが以下の商品である。

大人のランドセル2
 
大人のランドセルをコンセプトに開発された、ランドセル風バック「EMU(エミュウ)」。コンセプトは刺激的だが、デザインがもはやランドセルではないと思ってしまうのは私だけだろうか。


大人のランドセル
 
こちらは、ブランド「悪G堂」のウェブショップから購入できるランドセル風バック。ランドセルの原型を留めつつ(というかランドセルを加工してある?)、背部分にはスタッズパッチが散りばめられ、おしゃれなバックに仕上がっている。 

小学生が背負っているランドセルをそのまま背負うのはNGだが、大人用に開発されたランドセル風バックであれば、コーディネート次第でグッとおしゃれにみせることも可能だと思う。


ランドセルファッションは日本人には敷居が高い。海外に住んでる外国人だからこそ可能なファッションではないだろうか。